ホーム文化財・建築茅葺き伝 ~義範親方と茅葺き屋根〜  
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茅葺き伝 ~義範親方と茅葺き屋根〜  [14152]

販売価格: 1,819円(税別)
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 本書の主人公、川上義範氏は現在75歳。高知県内・四国内だた一人の茅葺き親方です。茅葺き屋根を後世に伝えるため、今も現役で全国各地を飛び回っています。
 義範親方の住む梼原町に残る茅葺き屋根は20棟ほど。高知県内では最多の茅葺き屋根が残る地域です。また、建築家・隈研吾氏設計による「マルシェ・ユスハラ(雲の上のホテル別館)」の正面にある茅葺きの壁面は、義範親方の手によるものです。
 著者の大崎光雄氏は、元梼原町職員。町職員として長年、山村の自然、景観と空気、そして地域・集落の営みを慈しんできました。
 約3年をかけて義範親方と茅葺き作業を取材し、町内外の茅葺き屋根を訪ねて完成した本書。
 都市化が進む中で茅葺き屋根は過去のものと見なされ、急速に姿を消しつつありますが、茅葺き民家や農村の景観は「日本の原風景」として、茅は持続可能で循環する植物資源として注目され始めてもいます。
 日本の伝統文化を創り上げてきた無形の技を記録し伝えたい思い、「持続可能な暮らし」が注目される現代だからこそ、茅葺きの魅力や意義を伝えるおすすめの一冊です。

 ※葺き替え技法などの映像30分を収録したDVD付
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内容:すすき大地に ~はじめに~/第1章 すすき萌す~幼少期の義範~/第2章 すすき勢う〜茅葺き職人の誕生〜/第3章 すすき熟す 〜義範親方の誕生/第4章 未来につなぐ 〜魂と技を伝える〜/第5章 天まで届け 〜13人が語る〜(義範と梼原の魅力・義範親方が吉田町長に要望)/巡る環 〜おわりに〜(出版に際して 笹岡高志/お礼 大崎光雄)
頁数:240頁
サイズ・仕様:A5判
著者/発行:大崎 光雄 著
発行年月:2022年11月12日
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