牧野富太郎博士からの手紙 [106]

牧野富太郎博士からの手紙 [106]

販売価格: 1,800(税別)

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 2023年春NHK朝ドラ『らんまん』主人公のモデル、牧野富太郎博士と著者が交わした手紙の交流の記録   
 植物研究に携わっていた著者の武井近三郎氏(故人)は、昭和7年、比叡山での植物採集研究会にて牧野富太郎博士と出会い、その頃から博士との付き合いが始まります。東京、高知と離れてはいましたが、博士が亡くなるまで二人の交流は続きました。
 届いたはがきや手紙は200通余り。その中から104通を掲載しています。手紙の内容は、植物の葉や苗を送ってほしいというものが多くを占めていますが、そのほかにも歌を詠んだものや、高知への郷愁を綴ったもの、南海大地震(昭和21年)後には長文のお見舞いの手紙も送られています。どの文面からも、植物に真摯に向き合う姿勢の中にユーモラスな、そして愛情深い博士の人柄が伝わってきます。
「いつまでも牧野博士のことを皆さんが忘れることのないように…」という著者の思いとともに、二人の貴重な交流の記録をまとめたものです。
 ※本著は、1992年に発行された初版本を、牧野富太郎博士生誕160年を記念して、装丁も新しく復刊しました

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内容 ある日の新聞記事/四女・玉代さんと再会/牧野博士との出会い/博士の生いたち/波乱の東京生活/故郷の山河楽しむ/戦災・震災への心遣い/植物問答/送ってくれた種もの/依頼の便り/年頭の祝辞/五台山へ植物園計画/牧野博士と別れ/偉業永遠に/牧野植物園開園当時の植物目録/あとがき
頁数 282頁
サイズ・仕様 四六判
著者/発行 著者・武井 近三郎 /発行・高知新聞総合印刷
発行年月 2022年6月17日